誰かに宛てた手紙

このブログに存在する文章は全て、私の遺書であると思ってくれて差し支えない。

私が生きていく理由も、死んでいく理由も書いてある。

身内に読ませる気はないが、私の方が先に消えたら読む事もあるだろう。

私という存在が生きていた事は、別に忘れてくれてもいい。

ただ、ほんの僅かであっても――いつかの時代に、こう思い、こう感じ、こう考え、こういう風に生きていた人間が居たことで、読み手の心に刺激が与えられたら幸いである。

私が自ら望んで誰かの為に生きる事は、まだ選べない。

自分自身の事で、余りにも手一杯なので。

間接的にであっても、誰かの為になる事が出来たら。

私にも、存在価値が生じるだろうか。