24歳の誕生日である。

2011年の9月28日は、どうってことない日だろうし。

1987年の9月28日も、多分どうってことない日だったんだろう。

世界中の人にとっての特別には、どうやったって成れない。

でも、身近な人にとっての特別には成れるんだ。

「どうしても、お前が必要だ」そう言われる人間でありたい。

24年生きて来ても、解らないことばかり。

無理して全部を解ろうとしても、仕方ない。

手の届く距離、目の届く範囲のことから、1つ1つ確かめていこう。

灯火が消えて、世界が闇に覆われようとも――――

体中の光を残らず集めて、私自身が進路を照らす導となる。