見えるから、存在しているとは限らない。
見えないから、存在していないとは限らない。
物足りない、物足りない、何もかもが物足りない。
この世界は、所詮この程度なのか?
それとも自分が、世界を全く測り切れていないのか。
両手を広げただけの物差しで測るには、どうにも世界が広大すぎる。
限られた五感の中でしか、何もかもを知覚できない。
本当は――――
私は気付いていないけど、本当は。
ほんの少し手を伸ばすだけで、心から望むものに手が届くのだとして――――
そんなことは露知らず、私は不平不満を繰り返す。
見えるから、存在しているとは限らない。
見えないから、存在していないとは限らない。
物足りない、物足りない、何もかもが物足りない。
この世界は、所詮この程度なのか?
それとも自分が、世界を全く測り切れていないのか。
両手を広げただけの物差しで測るには、どうにも世界が広大すぎる。
限られた五感の中でしか、何もかもを知覚できない。
本当は――――
私は気付いていないけど、本当は。
ほんの少し手を伸ばすだけで、心から望むものに手が届くのだとして――――
そんなことは露知らず、私は不平不満を繰り返す。