恋するスプートニク

ずーっと、途中でほったらかしてた、クドわふをクリア。

シナリオを書いた城桐には申し訳ないが、ほっとんどCtrlキーですっ飛ばして読み進めた。

完全新作なら兎も角、大して好きでもないキャラのスピンオフは、結構たるい。

日常ギャグパートは、どうにもこうにも・・・麻枝の足元にも及ばんね。

メインのシナリオは、宇宙に関するものだったので、私の嗜好と合致しており、そこは救いだった。

ラストに向けてのくだりは、不覚にも泣いたよ。

音楽は・・・まぁ、可もなく不可もなくっていうか・・・取り敢えず生音なので、音質は良いけど。

心に直球で届いてくるような、理屈抜きの名曲ってのは、無かったね。

結局、シナリオも音楽も、麻枝不在では成立しないってことか。

サウンドノベルをやる度、自分でもこれくらいは書けんじゃねーの?と思わなくもないが。

職業作家として書き続けるのと、素人としてのんべんたらりと書き連ねるのとでは、訳が違うってこったな。

一番好きな物は、嫌いに成りたくない。

一番好きな物は、1%も妥協したくない。

自由な羽を奪われた鳥に、もう憧憬の念は抱かない。