大宇宙に、独りぼっち症候群

何やっても面白くない。

元々私に、心底熱中できる趣味なんてもんは無い。

私が好きな物は、マイナスからゼロに引き上げてくれるけど。

生きるの楽しい!って、プラスまでは進まない。

取り敢えずは、死にませんレベル。

食べなければ生きていけない、寝なければ生きていけない。

生理現象と同じ。

食べる為に生きている訳ではない、寝る為に生きている訳ではない。

重要なのは、これの為に生きている!と断言できる程の何かが在るか。

私には、何も無い。

ヲタは羨ましいね、実際。

現実がどんだけクズでも、好きな物に集中している時は、完全に至福だもんな。

人で無く物に陶酔するのは、虚しい行為とも思えるが。

決して、傷つく事は無い。

基本的に、心が傷を負うのは、人との交流を通してのみ。

生涯忘れ得ぬ、痛みを受けるよりは・・・。

どっちにしろ、私には何も無いっての。

結局は人より面白いもんは無くて、色々な場所に顔は出してるけど。

人は解らんもので。

解らんから、楽しくも在るが。

その逆も、また然りで。

深夜にキーボードを打っていると、世界に自分しか居ないような感覚に囚われる。

音もしない。

自分以外の存在が、NPCだったら、どうしようとか。

自分という存在も、NPCの1人に過ぎなかったら、どうしようとか。

将棋の駒が自分の意思で動いていると思っても、背後にはプレイヤーが存在している訳で。

そのプレイヤーの背後にはまた、別の意思が・・・。

哲学や形而上学は、金に成らんし、何の役にも立たんが、実に興味深い。

生きる事に恐怖を覚えないその気楽さを、私に少し分けてくれんか?

気休めでも良いから。