進むべき指針がないのに、先へ進める訳が無い。
私の周りの友人らは皆、自分のやりたいことを知っている。
今すぐは出来なくても、いつかはその道へ進みたいと思っている人達ばかり。
24年も生きて来て、未だに何がしたいのか解らないだと?
駒にも独楽にも、私は成れないって訳だ。
・・・。
私はとにかく、世界を知らな過ぎた。
今いるこの街が、世界の全てのように感じていた。
この狭い狭い領域だけを見て回り、それに絶望していた。
――――外の世界を知っておく必要がある。
今さらの感は否めない・・・でも今だからこそ、踏み出して行かねば成らんだろう。
死んだらゼロだからな。
金はまだある、失業保険も入って来る。
この先も生きていくという、明確な決意が固まっていない・・・だから悩む。
ただ悩み続けるくらいなら、何かをやっていたい。
ほんと最近だよな・・・ライブの楽しさを知ったり。
私が知っているのは、世界の1%にも満たない。
未知なる99%が私に何を教えてくれるのか、興味はあるんだ。