何度も何度も、ケータイに電話しやがって・・・と思ったけど。
誰だか解らんのよ、電話帳を消してしまったので。
メアドも変えたし、通知してない人はもう送って来れない。
深夜帯に連続だから、どうも知り合いの誰かなのは間違いないんだが。
そんで思い出した訳ですわ、以前使ってたケータイがまだ手元にあることに。
久々に引っ張り出して充電したら、どうやらまだ御存命。
電話帳を調べてみると・・・なるほど。
というか、最初から解ってた。
この時間帯に10回も着信を入れる奴は、1人しか居ない。
多分、二度と会わないと思ってた。
切れたり、繋がったり、また切れたり。
人間関係ってのは、そういうもんだ。
不思議で奇妙で、人間の手を離れたところで全てが決まっているんじゃないかと思ってしまうほどだ。
何もかもが、私の与り知らないところで進行していたとしても。
まぁ、そういうもんでしょ。
受け入れるのか、拒否するのか。
少なくとも、それくらいは選べるよ。