夢も現も、同じくらい不条理

“たまに不吉な夢見るんだよ、走っているのに進まない”

何かね、色々と準備している内にどんどん時間だけが過ぎて、焦る夢を見る。

「遅れる!」とか「もう間に合わない!」とか言ってる時に目覚める。

結局そういう夢は、実際に出掛けて目的地まで辿り着くことはない。

“ひょっとしたら実際に起きてることを、夢の中で知らせるメタファーかも”

現実が行き止まりだから、夢の中でも行き詰まりってか。

そういえば、随分と懐かしい人が出てきたな・・・ちょっと忘れかけてた。

自分の世界から切り離されていく人は、縁がないってことですか。

それが自分の意思で切ったのか、不可抗力で切れたのかに関係なく、ね。

縁を自分で選べない時点で、人間は何一つ選べないのと同義だろ。

結局は人間一人の才覚なんてのは、大した問題じゃなくて。

その一人を取り巻く人間模様が、人生を決定付けているようなものだから。

無能な奴だろうと周りが知恵者ばかりなら、問題なく生きていけるってこと。

自分一人だけが突出して秀でていても、周りに潰されるんじゃ元も子もない。

重要なのは、調和ですね。

アンバランスなものが、恒常的に持続する保証はない。