夢をみる石

夢の中に出て来た人らは、私の前から去っていった人たちばかりだった。

全く、この先も二度と会えないなら、夢の中にも出て来なくていいだろ。

目が覚めて、余計に虚しくなるだけだ。

頑張れば頑張るほど、奴らは去っていった。

無気力に生きた方が、まだ人間たちと繋がっていられる。

まぁ、その繋がりが本物かどうかは別問題だが・・・。

どう転んでも、無意味。

Like a rolling stone

来世は川辺の小石として生まれ、空だけ見て暮らしたい。