私の怒りで、山は火を噴き、大地はひび割れ、海は荒れ狂い、月は落ちる

私を裏切った奴らは未来永劫に渡り許さないが、親友(だと思っていた奴)だけは、許してやってもいいと思っている。

あいつに対してだけは、私も悪かったと感じていることが多々ある。

他の奴らは、私を利用するだけ利用して、用済みになったらポイだから、絶対に許す訳がないけどな。

うん、あいつだけは許す。1回でもちゃんと、私に詫びを入れれば。

そうすれば、私も謝る。まぁ、私から先に謝ってもいいんだが。

他の奴らは土下座して謝っても、頭を思いっ切り蹴り飛ばすけどな。

とはいえ、あいつが今でも私にとって親友のままだったら、現在つるんでる奴らと交流が始まることもなかったし、そう考えると何とも言えない気持ちになるよな。

私にとってあいつより重要な人間は他にいないし、あいつの代わりは誰にも出来ない訳だが、それはそれでずっと完結した世界で生きることを意味していた。

裏切られ、見捨てられ、友達が1人もいなくなったせいで、友達100人できるかな?プロジェクトが始動し、今つるんでる奴らに繋がった訳だからな。

あいつが今でも親友だったら、新しい仲間を作ろうとはしなかった。

何が正解で何が最善なのかは、今をもって解ってはいない。

まぁ、一生解ることはないだろう。

ただ一つ言えることは、私の門は常に開かれているということ。

昔の人も、新しい人も、受け入れる準備は出来ている。