結局、金

長らく私の中の序列は、健康>人間関係>金、という順番であったが、最近はもう金さえ腐るほどあればそれが幸せなのだと思っている。

健康と人間関係というのは運なので、必死に頑張ったからといって健康で長生きが出来る訳でもないし、素晴らしい人たちに囲まれながら生きられる訳でもない。それはどこまでいっても運である。本当にただの運ゲーである。

そこへいくと金は平等だ。金は絶対に裏切らない。金とは価値を具現化したものであり、最も信頼できる道具である。

健康にも人間関係にも絶望的に見放された私にとって、金とは最後の砦といえるだろう。

金の山に埋もれて生きることは、人生の希望そのものなのだ。

そうだ。金さえあれば私は幸せになれるのだ。

金さえあれば・・・。

金さえあれば・・・。