突然の駆け足

何か最近、色んなことが凄い勢いで進んでいくんだが、これどこまで続くんだ?そこに何が待ってんだ?正直この先の人生は全部おまけのボーナスステージだと思っているから、どーなったって構いやしないんだけどね。うん、別に。だから何っていう。

さぁ、どこへなりとも連れていけ。

この世の大海に漕ぎ出した日から、否もなく非もなく進むだけ。

色んな島に辿り着き、色んな人間を見てきた。そのたびに失望し、絶望し、まともな人間だけを切望した。

遠く立ち上る煙。火のない所に煙は立たない。どうやら次の島が見えてきた。

あと何度、こんなことを繰り返せばいいのだろう。

あといくつ泣けば、私は許されるのだろう。

進む。

進むしかない。

諦めない。

諦めることは出来ない。

オールを強く握り締める。

星に願いを。

月に祈りを。

どうか次の島には善良な人がいますようにと。