猫を棄てる

村上春樹の『猫を棄てる』また売り切れ続出か・・・どこにも売ってない。ネットでも売り切れ、アマゾン価格高騰。またこの騒ぎか。つくるの時と同じですね。今回は電子販売の方を推しているらしい(?)のか、どう考えても単行本の方を絞ってませんかね?ちゃんと販売すれば売れるのは確実なのに。何でこう買おうとすると売ってないんですかね。最近はずっと発売日の朝に買いに行ってたのに(小説だったから。でも山積み)、何でそこまで圧倒的人気という訳でもないノンフィクションが売り切れなんだよ。小説より人気な訳がない。絶対に裏があるだろ。何らかの出版社側の思惑があるに違いない。文藝春秋、信用ならない。

今回、100ページしかないのも残念だ。まぁ、徹底的に無駄を省いてリーダビリティを突き詰める人ですから、こうなるべくしてなったのだろう。久々の新作、最低でも200ページは読みたかった。しかも挿絵付きでしょ。さらに執筆ページは減る。やれやれ。でも絵描きの女の子が可愛いから許す(?)

前作から数年はゆうに経ってますからね。俺はてっきり1Q84のBOOK4の執筆をしてるもんだと思ってたよ。あるいは物語を遡った前日譚BOOKの執筆か。作者は、前の話も後の話も構想はあるとしている。最高傑作なだけに、つい期待してしまう。もう年も年だし、ぜひ作家人生の集大成として美しく完結させてほしいもんだ。