久々に、肉体も精神も限界の限界を迎えた。
去年はリアルに救急車で運ばれたから、限界突破は一年ぶり二回目。
去年なんて、満身創痍の状態で遠くの病院から一人で帰らされたからな。よく行き倒れにならず無事に帰ってこられたもんだ。
ほんとね、なんのために生きているのかっていう話ですよ。
身を削ってまで。心を磨り減らしてまで。
怒りに震えながら。淋しさに怯えながら。
それでもなお、この先も生きろというのか。
生き続けろというのか。
疲労困憊、もうずっと寝させて。
満身創痍、仙豆くれ。
精神粉砕、ああもうこれは二度と元通りにならないですね。残念ですが……。
わかってないよ、ぜんぶ。
この世の誰一人も、俺の苦しみをできていない。
俺の苦しみを理解しようともしない。
俺の苦しみを理解する気もさらさらない。
そうして俺は今日もただ一人、道なき道をゆく。
未来だけは、永遠に未知。
どう終わるのか。
どう結末を迎えるのか。
どうケリをつけるのか。
堂々と受けて立つ。
とうとうそのときが訪れるまで。