オリラジ中田の動画で対談特集があったんだけど、面白かったわぁ。
昔から糸井重里が好きで楽しみにしていた。
中田はチームリーダーとしての話が聞きたいのに、急に釣りの話が始まって笑ったわ。
話をする時の基本は、結→起→承→結なのに。
少し起(一人でやっていた頃)の話をして、いきなり承(釣り)から始まるんだもん。
けっこう釣りのくだりは長かったよ。
のちの話に繋がっているし意味のない話じゃないんだけど、テレビでは長尺でやらせてもらえないだろうね。カットされちゃう。
こういう、だらだらした話が大好きなんです。
そういう話の中に宝石が散りばめられている。
僕らは編集された短い動画ではなく、長い長い動画の中で大切な部分を自分で拾い上げる。
前編、後編、ガッツリ2時間以上。
最近の子は短い動画に慣れすぎて、あんまり再生回数はよくないだろうな。
そもそも、糸井重里を知らないんじゃないか。
俺らの世代でいえば、ゲームのMOTHERをつくった人ですけど。
文章が面白い人は話も面白い。
村上春樹もそうだけど。
古舘伊知郎ほど喋りが上手い人でも、一番大事なのは間だって言っていましたね。
間を聞かせるための繋ぎに喋りと喋りがあるとまで言っていたな。
コミュニケーション理論の話。
前にも書いたけど。
どうして/そう/思うんですか。
俺は区切ると書いたけど、結局はこれも間だわ。
実践では一度も使えていない恋愛テクニックですけど。
俺は喋りのプロではないので、間は相手に入ってきてほしいからあけている訳ですけど。
自分一人で長時間喋る時は意識したいですね。
そもそも間がないと疲れるでしょ。
間がない奴はお喋りお化けタイプ。
間を今まで意識したことがない人は、息継ぎのタイミングを意識するといいと思う。
喋りにも句読点があるんだよ。
ここ、少し休む。
ここ、話し終わり。
喋りはそのくり返しだから。
お喋りお化けみたいにブワーって喋られたらげんなりする。
ここまで会話のことが解っていても、誰とも話す機会がない。
いろんな人と会話をして、いろんなテクニックを試して。
その結果どうなったかを、ここで報告したいんですけどね。