夜の長い話

ちむどんどんの話。

15分見たはずなのに、親父と母親が結婚することにした2分くらいの話しか憶えてない。

さすがに今週が一番シリアスな話でしょう。

これ以上シリアスなのは勘弁してほしい。

朝の8時から苦しいのは嫌でしょう。

子供の頃は、送り火だっけ?やってたよ。

皿に火をおこして、少し遠くまで提灯を持って歩く。

俺は、じーさんを知らんでなぁ。

3歳くらいの時に死んだから。

顔は写真で見るだけ。

声も性格も知らない。

若い時は、じーさんとばーさんで寝る間もないほど肉屋の商売で働いたらしい。

揚げ物をする数秒間ふっと寝てしまうとか、よく言ってたわ。

二人三脚で生きていく。

ぼくにはとても……。