たのしく生きたかった。 おもしろく生きたかった。 夢なんて何一つ叶わなかった。 普通や当たり前は、いつも俺の手の届かない位置にあった。 夢、一つ。それだけでも叶ってほしい。

ああ、塩のあつ森動画がもうすぐ終わってしまう。最終回シンドロームが発動してしまう。 ああ、最終回みたくないぜ。 特にどうぶつの森はクリアという概念がないので、この先もずっと続いていくという前提でどうぶつたちも会話してくるから、先の話をされる…

どんな星の下に生まれてくれば、こんな人生になるというのか。 どんな才能もいらないよ、ハッピー運とラッキー運だけ持って生まれたかった。 自分になんの才能も魅力もなくても、周りにいる人たちが善良なら幸福な人生だ。 人生はいつも、周りにいる連中に左…

俺より不幸な人間が山ほどいるのは知っているが、だからといって俺の不幸が消えてくれるわけでも軽減されるわけでもない。 不幸は相対的に計っても意味がない。 不幸は絶対的なものだ。 それぞれの不幸には、それぞれ違った苦しみがあるのだ。

苦痛が俺にとっての普通なので、俺は一生人並みに普通になることもできず、ましてや幸福になどなれる訳がないのである。

ほしいものは、たくさんあった。 年をとればとるほど、ほしいものは少なくなっていった。 どうせ叶わないのならいっそこの手でと、握りつぶしてきた。 もはや数えるほどの願いは、星に願っても叶わぬものばかり。 それでも願ってしまう。 願いはいつか叶うん…