自分が変わろうと思わなければ、何も変わらない

心理学の授業があるんですが、かなり面白いです。

先生は、血液型による性格決定に科学的な根拠はないと言いつつも、相手が何型に見えるか?とかやらせたり、個人的には『?』な先生ですが、授業内容が興味深いから、まぁ、良いです別に。

今日は『ビッグオーとの出会い』という絵本から、何を感じるかという授業

何か皆、子供みたいなふざけた絵だなとか言ってましたけど、私は味があってこういう絵は好きです。

かけらは一人で座っていた。誰かがやって来て、どこか連れて行ってくれないかと待ちながら。

三角形のかけらが待ってる訳です。自分では動けないから、自分がピッタリはまる誰かが来て、自分を運んでってくれるのを。

色んな奴が、彼に接触してきますが、上手く合う相手がいない。一度ピッタリ合う相手がいたが、自分が成長するに従い、また合わなくなる。

で、ビッグオーと出会う訳です。彼はかけらに、自分で転がろうと思ったことはあるのか、やってみたことはあるのかと訊ねます。

かけらは、自分は尖っていて、転がるようには出来ていないんだと答えます。彼は、角はとれて丸くなるものさと言って去って行きます。

それから長い間、同じ場所に座り続けるんですが、やがて自分一人で転がろうと決意します。ずっとギッタンバッタンを繰り返すうち、角がけずれて、丸くなっていきます。そして、最後には完全な球になって転がっていく。
というお話。

やっぱ、人任せじゃ何も変わらないんですよね。現在をどうにかしたければ、自分で自分を何とかするしかない。他人が働きかけてくれるのを待つのではなく、自分から行動していかなければ根本的な解決にはならない。

この絵本は、人生そのものですね。世界には色々な人がいて、自分と合わない人ともいるし、合う人もいる。出会い、そして別れを知り、成長していく。

これ読んだら元気でました。私も頑張らないと!