そんな日もあるさ、という教訓

起床して時計を確認すると、短針は4、長針は12の位置を指していた。

「!?」

え〜っと、どゆこと?

冷静になって考えてみると、昨夜から寝続けて、夕方の4時に目が覚めたという事らしい。

しかも私、昨日は10時とかに寝てるんよ。てことは何、18時間睡眠?
こりゃ、一日の最高睡眠時間を大幅に更新したぞ(汗

寝すぎて疲れるというのを、久々に体感。

学校は、事実上のサボタージュ。まぁ、そんな日もあっていい。

伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』を読了。
抜群の構成力。ウイットに富んだ文章。若手で一番の注目株です。

小説を読む時は、硬いのと軽いのを交互に読むようにしていて、今回のは軽めのを選んだんですが、思っていたより読了に時間がかかりました。

映画化もされて、何かと話題な一作。伊坂氏は、割とジャンルレスな作品が多いです。一応、ミステリ、サスペンスにカテゴライズされるんでしょうけど、それとは毛色が違うように感じますね。現代の寓話とでも言ったらいいのか。

これにもドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』ネタが登場。
数多くの小説家が、彼の作品を作中で登場させています。それだけ文学界に影響を持つ小説家なんでしょうね。

一生に一度は、本気をだして小説を読みたい!と思ったら、『カラマーゾフの兄弟』をお勧めします。上、中、下、の超大作。1500ページ近くはあると思います。私も読了に3ヶ月かかりましたからね。

小説っていっても、何から読めばいいんだーって方には、伊坂幸太郎の作品がお勧め。

ラッシュライフ』『オーデュボンの祈り』などは非情に読みやすく、エンターテイメントとしても一級品です。