10月に扇風機をまわすコトになるとはな。どんなってんだ最近の気象は。
三島由紀夫の『沈める滝』を読了。久々の三島作品だが、中々の好感触。
今回で彼の作品は2作目だが、最初に読んだのが同性愛をテーマにした作品というのもあって、しばらく遠ざかっていたのだ。
友人にもBL狂がいるが、理解できん(汗
やっぱ純文学に関しては、昔の方が断然良い。今の時代は、ケータイなどで時間を待たずにやり取り出来てしまうので、手紙などの時間を待つことにより発生する心理描写などが出来んからねぇ。
即行的な利便性の獲得と同時に、人は風流を失った。
もう、ああいった味のある文章は書けんでしょうね。作家の力量以前に、時代がそうなってしまった。
さぁーて、今年もこの時期が来たか・・・。
今年のノーベル文学賞は、村上春樹しかないでしょう!!