希望すら、絶望を生む

ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読了。

最愛の人と結ばれず自ら死を選ぶ・・・という、古典的な悲劇。

愛の対極にあんのは嫉妬かね。私に無いものを、何で貴様は持っているんだっ!!という。

しかし、愛は時に狂気を生み、嫉妬が時に活力へ変わる場合もある。陽の極は陰、陰の極は陽ってことかね。

努力で解決しえぬもの、個人の力ではどうしようもないことってのが、山のようにあんだわなこの世には。

でもまぁ、仮に何もかも上手くいったとしても、それはそれで退屈なのかもな。

そして絶望は、新たな希望を生み・・・endless repeat・・・