誰も愛さないから、誰にも愛されない

私という存在は、完全に狂ってる。

引き継ぎの時、忙しかったのに。

「頑張ってね」って一言が、どうして言えないんだろう。

言おうとして言えないんじゃ無くて。

その時に全く労いの言葉が思い浮かばなかった。

帰り道で「あ」って気付いた。

普通はこういう時に、言うべき言葉があるよなって。

おかしいよ。

人間として、おかしい。

屑だ。

私は・・・ハンデ、障害、病気を抱えている人達には優しいと思う。

めっちゃ頑張って生きているの、解るから。辛いよねって解るから。

でも、健常者(リア充)には優しく出来ない。

むしろ、お前の方が私に気を使えって思っている節もある。

病気じゃない、元気一杯な肉体と精神のくせに・・・って。

しかし。

病気とか諸々を無しにしても、かなり優しくない人間だよな。

感受性が強すぎるくせに、信じられないくらい冷めている。

氷みたい。

誰も愛さないから、誰にも愛されない。

というか、愛せない。

愛するという気持ちを、理解できない。

やっぱ、私って欠陥品なんだよ。

本当は、もっと早く死んでおくべきだった。

ごめんね。

きっと、死ぬまでごめんねって言い続けても、許されない。

生まれて来て、ごめんなさい。