三日三晩泣き明かす未来を、回避する為に

全身に張り巡らした、傷つかない為の予防線が、1つ1つ剥がれ落ちていって。

完全に無防備な状態で、「ごめんなさい」って言われたら、立ち直れないな。

でも、それも仕方ないんだ。

他人の気持ちは、恣意的にコントロール出来ない。

本当に難しくて、大変だけど――でも、だからこそ意味があって。

最初から決まっている人間関係は、家族だけなんだ。

恋人も、友達も、頑張って自分で作るしかない。

楽しく生きていく為の努力を、惜しんではダメ。

楽しむことを放棄したら、後はもう枯れて朽ちていくだけ。

そんな未来は嫌でしょ。

未だ来ぬ明日を、どう築き上げるのか――――

精一杯に考えて、そして行動しなきゃね。