賢者も愚者も、大局的な観点から見れば大差ない

苛立ちと不安が、私の首を絞め続けるので、今日からまた薬を飲む。

以前は、かなりの数を飲んでいたと思う。6種類くらい。

今回処方されたのは、2種類。

自分自身、もう大丈夫だと思ってたぐらいだからな・・・。

今はもう、四の五の言ってられん。

心の傷は、眼に見えない。

両足を骨折しているのに歩けってのは、そりゃ無理ってもんだろ。

心だって、同じことだ。

でも一度も病んだことの無い人間は、平気で言う。

「もっと頑張れ、もっと頑張れ」ってな。

いいか?そうやって何の苦労もしていないお前らが、無神経に発する言葉によって、自殺に追い込んでいる場合だってあるんだ。それを努々忘れるな。

素晴らしい家族や友達や仲間や恋人が、誰にだって居る訳じゃないんだぞ。

別に、私にあれこれ言うのは構わないけどな。

戦って死ぬ覚悟は出来ている。

ただ世の中には、外傷はなくとも、身動きが出来ない程に苦しんでいる人も居るということを・・・それだけは、解って欲しい。

自分がまともだなんて、言わない。

それじゃあ、世の中で善人面している連中がまともなのかって・・・それはそれで、甚だ疑問だがね。

今まで生きて来て、この人本当に凄いと思った人なんて、限りなくゼロに等しい。

もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと・・・高みを目指せる。

人間って本当は、こんなもんじゃないだろ。

それとも本当に、この程度なのか?

自分自身がまだ胸を張れるレベルに達してないから、偉そうな事は言えないが。

もっと見せて欲しい、極限まで高めた人間の質って奴を。