誰にも聴こえない福音を、心の中で打ち鳴らせ

旧知の友人と、10年ぶりに2人で食事。

先日の飲み会でも会ったけど、大勢いる酒の席では、細かい話まで出来ないでな。

大輪の花火をドカドカ打ち上げるような、飲み会のハイテンショントークも好きだけど。

じっくり差しで語り合うのも、また良し。

いくら言葉を尽くしても、解らない事ばかりではあるけれど。

それでも全ては、言葉にする所から始まっていく。

話したい事が、沢山あった。

私はとにかく、聞くのも聴くのも訊くのも好きである。

しかしまぁ・・・巨神兵がうぜーってのは、共通認識だった。

奴に次会うのは、100年後にあの世でなって感じ。

深い悲しみと絶望を乗り越えて来た者は、人間としての厚みが違う。

楽して生きて来た輩とは、訳が違う。

別に、どーでもいい他人の事なんざ、知らんけど。

人生に於いて目指している方向性も、高みも違うし、解り合う必要も無い。

でも、この先もずっと、私は多種多様な考え、思考(嗜好)を持った人と関わり続ける。

次から、次へと。

いつか、日本を飛び越えてもいい。

私はもっと自分を試したいし、行ける所まで行く。

辿り着いた場所が、行き止まりの壁でも。

ぶち破って、先へ進む。

障壁と化した運命が、私の情熱にひれ伏すまで。