空白に書き込まれた言葉

基本的には、書きたい事を全て書いているんだけど。

仮に、自分以外の誰の眼にも触れないとしても。

意識的に、或いは無意識的に、避けている事柄もある。

それを見抜ける人が居るから、驚く。

いわゆる、行間を読むって奴ね。

文学も、全く文章で説明していない所に、本質が隠されているような気がする。

要は、ピースが足りていない事に、気付くって事。

これは在る、これも在る、それは在る、それも在る・・・あれ?数が微妙に合ってないって。

ゲームでいうと、クリア後のやりこみ要素みたいなもんだけどな。

全ての事は、ただ表面をなぞるだけでも事足りる。

もし、当たり障りの無い上辺の遊びに飽きたら、その先へ。

表面のどこかには、小さな扉がある。

扉を開いて、進んでみようか?

どこまで続くか解らない、どこまで深いか解らない。

探究心と好奇心が尽きない限り、深奥まで。

本当の楽しみは、そこから始まる。