そりゃ私だって、褒めて欲しい。
こんなに、こんなに、こんなに・・・頑張ってんのにさ。
何も知らない奴に、ゴチャゴチャ言われる筋合いは無い。
思い浮かぶ言葉は、徒労。
・・・。
最近、日本史を齧ってるんだが、昔は本当に物凄いね。
今の感覚じゃ、とても考えられない事ばかり。
どの時代、どの国、どの地域、何処でどんな風に生まれれば良かったか――――
やはり私は、今の私を受け入れるしか無いんだね。
今以上を渇望した所で、それが叶う訳でも在るまいよ。
・・・。
いつ死んでもいいなら、それは今日で無くてもいい。
私がこの世界で知っている事は、全体の1%にも満たない。
まだ、何も知らない状態に等しい。
確かめに行かなくちゃ。
この世界が、本当に生きるに値する代物なのかを。