惹かれ合う引力

男にしろ、女にしろ。

この人は面白いな、仲良くなりたいって思うのは、だいたい理屈じゃない。

メリットより、デメリットの方が遥かに多い奴も居る。

でも、そいつじゃなきゃダメなんだ。

会う度にケンカばっかりだとしても、そいつがいい。

愛の対義語は無関心とは、よく言ったもので。

嫌いな奴を、好きになる事は在っても。

初めから何の興味も無い奴は、嫌いになる事も無ければ、好きになる事も無い。

“君は別に私にとって、どーでもいい”っていう、カテゴリー。

申し訳ないけど、全ての人に構ってられない。

・・・。

惹かれ合う引力のように、誰かと誰かはめぐり逢って。

新しい物語が、始まっていく。