昔はさ、色々と思ったよ。
こう成ればいい。
ああ成ればいい。
何かもう今、無なんだよね。
絶対に欲しいものが、何一つ浮かんで来ない。
絶対に必要なものが、何一つ浮かんで来ない。
嫉妬とか、所有欲とか、独占欲とか、消え失せた。
「明日から、〜が永久に消えます」って聞いても。
ふーん、あっそって感じ。
恋愛は私にとって、ずっとコンプレックスで在った訳だけど。
この先、誰かと付き合う事に成ってもいいし、成らなくてもいい。
別に、どっちでもいい。
確かに今までは、恋愛に対して絶対的な価値を感じて来た。
でも別に、恋愛は魔法じゃないし。
恋愛で、全てがオールオッケーに成る訳じゃない。
人生に於ける数ある要素の、断片的なパーツに過ぎない。
この人生は、私だけのものだし。
何が正しく、どう生きるかは、1つ残らず私が決める。
・・・。
私は世界に含まれているが故に、私は世界で在り、世界は私でも在る。
別項として扱うから、おかしな事に成る。
世界に対する憤りは、私自身に対する憤りに他ならない。
敵も味方も無い。
含まれている。
自分に拘り過ぎる事は無い。
精神を常に中心に置けば、何かを批判したり否定する気も失せる。
もう解った、どう生きればいいか。
24年も掛かったけど、別にいいよね。