受動的

「おいシズク、ギターの練習をするぞ」

「おいシズク、英語の勉強をするぞ」

「おいシズク、飲みに行くぞ」

「おいシズク、ディズニーランドに行くぞ」

・・・このまま書いてると、仕舞いにゃゲシュタルト崩壊を起こしそうだな。

どうも最近の私には、能動的という概念が欠落してしまったらしい。

誰かが私に号令をかけて、半強制的に連行。

それくらいの猛プッシュがないと、動けない。

他人からのアクションが、私にとって梃子になっている。

自重で地面に減り込みそうな、今日この頃。

調子のいい時と悪い時の落差が、尋常じゃない。

スターの効果には、時間制限がある。

どうしても刹那的なきらきらで、すぐに消えてしまう。

まるで流れ星、願いを唱える時間もない。

他人への依存から、脱却するんじゃなかったのか。

揺るぎない自己を確立し、気概を取り戻すんじゃなかったのか。

甘い甘い砂糖漬けじゃ、いつか溶けて無くなってしまうぞ。