誰かがいない苦しみ。
誰かがいる苦しみ。
誰かと関われば関わる程、煩わしさは付いて回る。
究極の自由は、究極の孤独。
どこぞの山奥に隠遁して、霞を食って生きていける訳があるまい・・・。
・・・。
精神は割と落ち着いて来たが、ここでふっと解らなくなった。
私はこの先、どうしたい?
何して働いて、どこに住んで、何を楽しみに生きる?
完全に白紙。
私は自分で思っていた程、主体性の強い人間って訳でも無いんだな。
まぁ、昔から欲は強くなかった。
別に、何がどうなろうが、それはそういうもんだと受け入れて来た。
暴走するブルドーザーのように、他人を巻き込み、蹴散らし、我が道を思うが侭に進んでいく人間もいる・・・人は、それぞれだ。
私はどうやら、そういった人間とは正反対の属性を有しているようで。
本当に好きなものも、最近はよく解らない。
ずっと握り締めて、頑なに信じ続けられるものを、私は見失ってしまった。
それが、人であれ、物であれ。
・・・。
迷子は迷子なりに、迷い道を進み続けるしかないね。