心の檻

あれもこれも、最初から自分の中の話だったのにな。

歓びも悲しみも、内から生まれて内に還っていく。

他人というのはただ、象徴としての印に過ぎない。

他の一切と関係なく、自分の心が自身を縛り付けていた。

目に見えない心の檻が、不自由な夢を見させていただけ。

数々のブロックを作ったのが自分なら、それらはいつでも取り除ける。