対極

信じ込めば信じ込む程、対極の勢力が膨らんでくる。

あくまでも自分の中で、それは強固なものになっていく。

正しさ?正しさじゃない。私がそう思い込みたいだけだ。

どうにか偏らず、真ん中に居られないか。

それはつまり、判断の外に出るということ。

全てを傍観できる立ち位置へ退く。

怒りは本当に、身も心も消耗させるからな。

なぜ怒りが沸くか?自分の方が正しいと思うからだ。

他人が怒っているからといって、私が怒る必要はない。

それと同じように、自分の感情も他人事のように捉えることが出来れば。

感情を切り離す。

独立した存在として扱う。

何か知らんが隣の犬が吠えてる。それくらいの感じ。

私と関係なくなれば、後はそれを眺めているだけ。

眺めるのも飽きれば、もう意識上から消滅したも同然。