ちょうどいいサイズ

新しい靴を買うと、大体いつも少しだけ大きい。

逆に小さいと履くのに苦労するし、だんだん痛くなるから、少し大きい方で妥協するしかないのが現状。

あと0.25小さければ・・・と思うけど、そこまで刻んでくれる靴はない。

これは人間関係でも同じことで、自分にとってちょうどいい相手というのは殆どいないものだ。

基本的には善良だけど、ちょっと非常識なんだよなぁとか。常識はあっても、想像力が足りないとか。どこかしら悪い部分があって完璧じゃない。

自分にとって最適のサイズの靴が存在しないように、その少しの隔たりを受け入れていくしかないのが人生というもの。

その隔たりこそが間であり、人間である証拠なのだ。