友達と話してて、自分は1000年生きたいだの、不老不死になりたいだの言ってる奴らがいて、こいつら正気かと私なんかは思う訳です。
結局、長生きしたいとか、死にたくないってのは、それまでの人生が素晴らしく満たされていたという証でもあり、いい人生を送ってきたんだなぁと羨ましい限りですね。
私のようにゴミみたいな人生を送ってきた人間としては、一秒でも早く死にたい訳です。死にたいけれども死ねないので、あと10年は生きるとか目標を立ててみたりする。ゴールのないマラソンを、私は走りたくなどない。
今だったらスプラトゥーンが面白いし、いつまでもプレイしたいと思うけど、そういうのはあくまで一過性の快楽であって、そのうち終わるんですね。そりゃ、無限にこの快楽が続くなら少しは長生きしてみようかと思わんでもないが、でもやっぱり早く死にたいかなぁ。
過去が素晴らしく、未来も美しいと保証されているなら、それなりに生きてもいいのかも知れんけど、そうじゃないからね現実は。私の直面している現実は。どこまでも非情な現実は。
人生ってのは、ガチャガチャと一緒なんですね。最初に回して出てきたおもちゃで一生が決まる。後にも先にも一回こっきり。
運がない奴は、最後まで運がない。才能がない奴は、最後まで才能がない。
もう少し前だったら。もう少し後だったら。最高の人生だったのに。
ガチャに並ぶ順番から、すでにゲームは始まっている。
本編が始まる前に、人生の全てが決する。
生まれる前から人生というのは決まっているんです。解りますか?
運で始まり、運で終わる。バランス崩壊ゲーム、それが人生です。