結局、生きていく上で個人の才覚なんて何の関係もないからな。
本人は別に無能でもいいのさ。
素晴らしい家族、素晴らしい友達、素晴らしい仕事仲間がいればいいのだ。
素晴らしい人たちに囲まれて過ごすことが、本当の幸せなのだ。
愚かな自分を許して認めてくれる、そういう人たちが必要なのだ。
才能に愛されても、孤高に生きて何になりましょうや。
凡愚でいいじゃないか。素晴らしい人たちさえいれば。
人より秀でて、それが何になる?中途半端に出た杭は、叩き潰されるだけだ。
叩かれても凹まないほどに、突出した杭を持つのは難しい。
まぁ、実際は何の才能もなくて、人にも恵まれないのが大多数だけどな。
神はただ悪戯に試練を与え、あとは知らんぷりだ。酷い話だね。