無題

今日、自分が大きな病気を患っていることが解った。

あまりに急なことで、語るべき言葉も見つからないほどに混乱している有様。

来月、入院する。

今すぐに命がどうこうという訳ではないが、これまで通りにはいかない。

生活を変えなきゃならない。生き方を変えなきゃならない。

これから、生きること死ぬことを、今一度見つめ直すことになるだろう。

遅かれ早かれ、いずれ人は死ぬのだ。

“散る桜 残る桜も 散る桜”

最後のひとひらが散ったとしても、来年にまた花を咲かせるだろう。

例え一つの木が寿命を終えても、新しい若木がいつかまた花開く。

悲しむことはない。命の営みとは、そういうものだ。

この命ある限り、また他日よしなに。