ガキだと言うガキをガキだと言うガキをガキだと言うガキ・・・

ニコ動とか見てると、これだからキッズはだの、夏休みだなぁ・・・とか言ってるけど、そう言ってるお前らも別に大人じゃないだろって話。

ある意味、リアルキッズやリアル中二病よりも、高二病の方が寧ろ遙かに痛いわ。たぶん、中二病より高二病の方が治りにくいし、完治しないまま年老いていく人たちも多いと思う。

世の中には色々と痛い人がいるけど、スカしてるだけで自分は危険を冒さず、高いところから偉そうに他人を見下して、ただツッコミに徹しているだけの奴が一番愚かでダメな人種だわ。

みんな同じ道を歩んでいくんだから、幼さ故の過ちを馬鹿にしてはいけない。

私も若さ故の病を罹患していた時は、バラエティなんてくだらんと言って硬派な映画ばかり見ていたり、カラマーゾフの兄弟など海外の文学を読んだり、クラシックを聴いたりとか、今思えばとにかく背伸びをして無理ばっかりしていたけど、みんなそういう時期を経て大人になっていく訳じゃないですか。

ダサいし、痛いし、ガキなのに俺はガキじゃねぇ!って言い張ってる感じ、可愛いじゃないですか。

何でも受け入れて取り入れて、どんなものでも楽しめるのが大人ってもんだと私は思っている。

“おもしろき こともなき世を おもしろく”という言葉を人生における最重要テーマに掲げている私としては、遊べるものは何でも遊んで、楽しめるものは何でも楽しみたいと思っているし、そういう態度が成熟した大人の有り様だと信じている。

自分は大人だから、そんなガキみたいなことは面白くない。叩いてやる。バッシングしてやる。馬鹿にしてやる。貶めてやる。って思うんだとしたら、そいつはまだ尻の青いガキでしょう。

別に何でもかんでも自分が面白いと思う訳じゃないよ。面白くないと思ったとしても、それを否定しない。面白いと思う人たちのことを肯定してあげられるのが大人ってもんでしょ。

若い娘をあげつらって、箸が転んでもおかしい年頃と昔から言うけどさ、箸が転がってるだけでゲラゲラ笑えるって幸せなことだよ。物事のレベルなんて関係ない。本当の意味での幸せとは、状況や状態に関係なくいつでも笑っていられることです。

大多数の大人が疲れ切って人生を楽しく思えなくなったのって、そういう些細なことで笑えなくなったからなんじゃないの?成功を追い求めるあまり、幸せの意味を見失っているんじゃないの?

幸せは最果ての地まで旅をして、ようやく手にするようなものじゃない。その場に居ながらにして、見いだせるものなんだ。青い鳥のように、いつでもあなたのすぐ近くにある。

私は自分の存在そのものがエンターテイメントになるまでやるって決めてますんで、どんなに馬鹿にされてもやるさ。高二病の奴らに後ろ指を指されたって、やってやるんだよ。