テレビの話6

真田丸は最後まで面白かったけど、来年の大河が物凄くつまらなそうで、今から1年損した気分。

しかもつい最近になって、直虎が実は男だったかも説が浮上してきて笑う。

もうさ、大河で主人公を男女交互にやるの止めたら?無理に女を主役にしようとするから、歴史的にも重要人物ではない、それどころか誰も知らないマイナーな人を担ぐしかない訳で、そうすると資料不足で実は違いましたみたいなことが出てくるし、ケチが付くと凄い白ける。

朝ドラが毎回女主人公なのは解る。平日の朝8時にドラマを欠かさず視聴できるのは主婦ばっかだからな。

だからその代わり、日曜の夜8時は仕事が休みのおっさんたちのために譲ってくれや。頼むよ。大河は男のロマンなんだ。

来年1年記憶を飛ばして、早く西郷さんの話が見たいわ。

ほんと最近、ドラマは大河しか見なくなった。

自分より大変な境遇の人を見て、「ああ、自分も頑張らなくちゃ」と思うことは、ほとんどないが、時代劇だけは何だか胸にくるものがあるんだよな。

今じゃ考えられないくらい昔ってのは、簡単に人が死んでしまう訳です。時には圧倒的なまでの理不尽さによって、人々が当然のように消されてしまうのです。戦、切腹、無実の罪で死罪、治療法のない病気、飢饉などによって。

そしてまた当時は生まれが全てで、人々には何の自由もない。

長く険しい、争いの歴史。

明治維新でさえ、近代戦争の始まりに過ぎなかった。

日本がようやく平和になったのは、戦争が終結した70年前。皮肉なことに、日本はアメリカに負けたことによって、平和と自由を手に入れることが出来た。

そう考えると、今は何ていい時代なんだろうと思うんだよね。平和で自由な時代に生まれたことに感謝したくなる。

少しだけ。ほんの少しだけ前向きに現在の境遇を受け入れて、今の自分をそのまま肯定してやりたい気持ちになる。

あーあ、来年・・・まぁ、いいか。

今という時代もまた、数百年後に振り返る歴史の1ページ。