宇宙の一番遠い場所からやって来た魂

ほんと、いつまで続くんだろうなこんな人生。

いかなる差別や迫害をされても、同じカテゴリーの中で固まれる人たちはまだマシだろう。どんなにマイノリティだろうとそれに名前がついて徒党を組める限りは。

私は毎日のように思っている。自分は何者でもない、どこにも属していない存在であるって。自分が存在を許されるコミュニティがどこにもない。私の理解者は誰一人いない。

スピリチュアル界隈では、自分の魂がどこ由来のものであるかが盛んに語られている。それが真実なのかどうかは知らないけど、故郷を同じくする星が宇宙のどこかにあるんだろう。いつか帰る場所があるってのは何て素晴らしいことなんだろう。確かに志を同じくする仲間がいるってのはどんなに心強いことだろう。それが例え3次元の発想の域を出ないものであったとしても、真実なんて誰にも解らない。ネガティブなものよりも、ポジティブなものを信じる方が気分がいい。

自分は・・・自分がどこからやって来た存在なのかさっぱり解らない。宇宙の最果てから何かの間違いで地球に流れ着いてしまったんですかね。今まで生きてきて、自分ほど「異質」な人間に出会ったことがない。そりゃ、他人に迷惑をかけるクズやキチガイは山ほどいるけど、ただ普通にごくごく当然のように生きようとしても、どうしても自分が「異質」である事実から逃れられない。私はただ普通で在りたかった。普通に生きたかった。多くのことは昔から望んでなどいない。ただ、奪われるだけの人生。すべてが奪われる。様々な問題と病を抱え、生殺しの状態。殺すならもう早くいっそ殺せ。

誰にも理解されない苦しみ。

宇宙の真ん中で、自分の魂だけがぽつねんと浮かんでいるイメージだ。

人生の中で孤独より辛いものはない。

自分の傍に誰もいないことより苦しいことはない。

死など怖くない。

ただ何もない空白の中を、歩いていく。本当は歩いている存在さえいないんだ。ましてや空白などという空間もない。

考えても意味がない。

思考には何の意味もない。

ただ、成るように成る。