ぜんぶ泣きたい

かぐやの話と映像研の話。

かぐやと映像研のキャラを入れ替えたらどうなるのかな。

かぐや→みどり。

書記→相棒。

風紀委員→お嬢様。

はえー……。

こう考えると、かぐやってキャラが可愛いから成立していたんだな。

映像研はキャラが可愛くても成立する。

かぐやがみどり。ミリタリーの帽子をかぶってミリタリーのリュックを背負ってマニアックな設定をベラベラ喋って、探検してくるーとか言っても有り得なくはない。残念な美人。

書記が相棒。迫力に欠けるか。相棒の交渉シーンは見せ場の一つなので。声優がどれだけ頑張れるか次第。

風紀委員がお嬢様。一番ふつう。風紀委員もお嬢様みたいなもんだし。

なるほどなぁ。

これを逆にしてみます。

みどりがかぐや。ぶっさ。これが日本で指折りのお嬢様?声がっさがさだし、背が低すぎるし、全然主人公とお似合いじゃない。

相棒が書記。ぶっさ。これに全ては可愛いから許されていた、あれやこれやをやらせるのは不可能。女の子の可愛いところ全部のせみたいなキャラだからね。共通なのは敬語属性っていうだけ。声優がどれだけ頑張れるか次第。

お嬢様が風紀委員。ぶっさ。まぁ、一番マシだけど。

こう考えるとキャラで成立しているマンガと、物語で成立しているマンガに分かれるんですね。

ブコメに物語はいらんし。

マニアックな物語に美形はいらん。

なるほどなぁ。

でもチェンジして声優がどれだけ頑張れるかみてみたいわ。

伊藤沙莉は本職じゃないから可哀想だけど。

まぁ、でも。

実写のかぐやは、もっとがっさがさでしたし。

橋本環奈が声優をやっていると思えば。

ブコメはそもそもキャラに全振りで描いているから一概には言えないけど。

キャラを取り替えても物語が成立するかっていうのは物語のレベルを計る上では一つのポイントになるかも知れません。

かぐや→みどり。

書記→相棒。

これは泣きたい。

風紀委員→お嬢様。

ぜんぶ泣きたい。