コミュニケーション理論の話。
お喋りお化けは、人の話を否定することが多かった。
こいつお喋りなだけで、コミュニケーション能力は最悪だからね。
本人はめっちゃ喋れているし、コミュ力高いぜ俺と思っているんだろうけど。
相手が好きなものを嫌いだと思っても。
なんで好きなのかを聞いてあげる。
ここでコミュ力の差がでますね。
相手が好きなものを、自分も無理して好きになる必要はないんですよ。
相手が好きだと思う気持ちに共感してあげる。
どうして好きになった、どんなところが好き、たくさん質問をする。
相手が喋りたいだけ喋らせてあげる。
お喋りお化けは、とにかくこれが出来ない。
あいつは映画マニア。
俺がスターウォーズが好きなんだけどって言ったら呆れてはぁ?みたいなリアクションですよ。話はそこで打ち切り。
俺が上で書いたようなことが全く出来ないんですね。
あいつは俺が一番嫌いなショーシャンクの空にが好きだし、そもそも相性最悪なんですけどね。
俺は嫌いな映画の話をされても上記のことを絶対にやりますよ。
「~だと思う気持ちに共感」する。
好きでも嫌いでも、喜怒哀楽なんでもそう。
人間って気持ちの生き物ですから。
「スターウォーズが好きなんです」って言って「そうなんですねぇ」って言われたらそれだけで嬉しいじゃないですか。
もし嫌いでも「そうなんですねぇ」は嘘をついていない。
なぜならスターウォーズが好きという気持ちに共感しているから。
(あなたは)そうなんですねぇ(僕は違うけど)でいいんですよ。
自分を偽る必要はない。
大事なのは言葉の選び方。
俺って去年からずっと引きこもってて、1月17日になっても家から一歩も外に出ていないのに、こんな「コミュ障が実践すべき10の方法」みたいな記事を書いていてバカじゃないの。
俺は定期的にコミュ障克服講座みたいな記事を書くけど、コミュ障歴30年は伊達じゃねーぜ。
やっぱりね、人より出来なかったからこそ、人より考えるんですよ。
お喋りお化けみたいなダメな見本も沢山みてきたし。
基本的には、自分がどういう人と話をしていて楽しいかだよね。
自分の中の理想像のマネをしてみる。
相手の嫌がることを言わない。
にこやかに聞き上手になる。
シンプルなことなんだ。
実践している奴が少ないだけ。
あー。
人と会話したいなー。