コミュニケーション理論の話。
選択肢を増やす。
趣味を訊かれたら。
「昔は読書と音楽が好きでした。今はゲームとネットフリックスで動画をみています。あとはブログを15年書いています。文章は書くのも読むのも好きです」
何を拾われてもいい。
ブログを15年書いていることは珍しいので、ここをまず拾うかも知れない。
ブログについて思うことは沢山ある。
ぜひどんどん拾って質問をしてほしい。
なんで読書と音楽が今は好きではないのかを訊かれてもいい。
だからあえて昔はと言っている。
どんなゲーム。
どんな動画。
どうぞ好きなように拾って下さい。
昔は趣味は読書って言っていたけど、読まない人の方が多いしね。
全部好きじゃなくても仕方ない。
こっちが聞き上手になって相手の趣味を訊く。
全然俺とは違ってもいい。
感情に共感すればいいから。
何かを好きな気持ちに共感する。
相手が聞き上手なら俺の趣味を深掘りしてくるだろう。
俺はべつに喋るのが苦手な訳ではない。
聞き上手が相手なら幾らでも喋る。
でも聞き上手って少ないですよ。
みんな自分が話したいっていう奴ばかりだもん。
俺は自分より聞き上手な人に会ったことがない。
だから言いたいことの全ては言えていない。
ほんとはもっと、こういう話がしたいんだけどなーっていつも思っている。
読書、音楽、ゲーム、ネットフリックス、ブログ……俺ならまず多趣味ですねって褒めるかな。
人は必ず自分の得意分野の話に持っていきたい。
もしネットフリックスを選んだら、その人もネットフリックスに入会しているかも知れない。
俺はアニメしかみていないから、アニメの話をする。
相手が映画やドラマが好きなら、あんまりみないので教えて下さいで聞き上手になる。
不得意な分野は聞き上手になって質問をしていればだいたい上手くいく。
人って教えるのが大好きだからね。
これはね、こういうところが面白いんですよって絶対に語りたくなる。
語らせてあげる。
でも俺の趣味は仮の趣味だ。
心の底から好きな趣味ではない。
本当の趣味を見つけたいな。
寝ても覚めてもそのことで頭がいっぱいになる何か。
恋愛をしている時と同じ気分になる何か。
俺はオタクになりたいんですよ。
俺はマニアになりたいんですよ。
アニオタみたいになりたい。
コミケに深夜から行くような奴になりたい。
俺の本当に好きなものってなんなんだろう。
34年かけても何一つ見つけられなかった。
最高の趣味を見つけることが当面の目標かな。