長崎。
コミュニケーション理論の話。
コミュニケーション理論ばかりが思いつく。
これはまだ実践で一度も使ったことがないのだが。
深刻な話をしている時に、「それは(間)なぜですか?」とあえて間をあけて話す。
これは相手に間を使ってほしい訳ではなくて、これくらいゆっくりでいいので大切な話を焦らずに話して下さいというメッセージ。
今までの人生で間を意識したことが一度もない人も沢山いると思うんだけど。
間というのは「それは(シ~ン)なぜですか?」みたいに不自然なほど間をあける訳ではないですよ、さすがに解っていると思うけど。
話をしている相手にもよるしね。
話すのが早い人が相手なら、間は短く。
話すのが遅い人が相手なら、間は長く。
会話は、相手の話すペースに合わせる。
これはもはやコミュニケーション理論をすっ飛ばして恋愛の話なんだけど。
大事なところでは。
「どうして/そう/思うんですか?」
可能な限りいい声で、区切りながら言う。
これは、ほどよく間をつくることより難しいかも知れん。
間をあけるんじゃなくて区切る。
これは言語化するのが難しい。
人によってイメージの仕方がバラバラだろうしな。
単にゆっくりと言うだけでもいい。
大事なところだけ目を見ながらゆっくりと話す。
早く実践してぇー。
「どうしてそう思うんですか?」は若菜との会話で使いたかった。
理論上はこれでいいけど。
表現力は鍛えようがないからな。
俺の言っている「どうしてそう思うんですか?」を声優に言ってもらったら、いろんな解釈で言うと思う。
まぁ、表現に正解がないということは、どう言ってもいいのであって。
まず言葉にすることが大事。
「上司や先輩に迷惑をかけていると思うんです」
「どうしてそう思うんですか?」
言わなきゃ始まらない。
会話のキャッチボールをする気があるなら、受けたら投げる。
俺は表現力まで気にするタイプだけど。
一言投げ返すだけで精一杯な人もいるだろう。
言うだけでいい。
黙っているのが一番ダメ。
言うだけでボールは相手の方にあるから。
次は相手が考えてくれる。
自分が考えているように。
相手だって考えているんですよ。
だから発言の意図を考える。
これは何のどれについての話だろう。
この人はどういう話がしたいのだろう。
あとは想像力。
関係のないことを閃いたら。
「全然関係ないんですけど」で話し始める。
俺はいったい誰に向かって全力で応援をしているんだ。
薬漬け引きこもり無職がランキング最下位に決まっているだろう。
おしまい。