カムカムの話。
今や女の方が「私が守る」っていう時代なんですね。
昔から「俺が守る」は男の口説き文句ですが。
2回以上みないとよく解らないけど「私が守る」って耳元で言っているんだね。
ちなみにこれ、トランペットが吹けなくなった恋人が人生を悲観して海に入っていくところを、ヒロインが止めに入って海で抱き合っているところです。
「あなたと2人で、ひなたの道を歩いていきたい」のシーンで陽の光りバッシャーはくどいと思う。
これから2人でサニーサイドを見つけるんだろうが。
今このシーンでその演出はいらない。
あと、「お帰りなさい」っていい言葉ですね。
周回していて泣きそうになった。
結婚して家庭を持てば、自分を待っていてくれる人がいる。
恋人が泊まっている宿に世話を焼きに来て、ヒロインが戻ってきた恋人に「お帰りなさい」という。
何気ないシーンだけど、これってもう夫婦じゃんって思った。
結婚の約束はしているんだけど、恋人がトランペットが吹けなくなって有耶無耶になった。
もう終わりにしたいと言われた。
宿にも来るなと言われた。
それでもヒロインは自分が妻になる女だと思っている。
いやもうこれって夫婦だわー。
自分がいて当然。そこに帰ってきて当然。私はあなたのことを待っている。
いやもうこれって夫婦だわー。
一度くらい「私が守る」っていってほしいわ。
最後恋人が崩れ落ちて、ヒロインが頭をなでるけど、やっぱり母性!
ドラマも面白いもんですね。
俺はずっと何年も大河しかみていなかったけど。
人の演技というものは面白いものです。
俺も遥か昔、演劇部でした。
アニメはキャラの表情をみるものだが。
ドラマは人間の全部がみるところだからな。
アニメって喋っているキャラ以外は同じ顔で止まっているけど、ドラマは人間ですからね。
脇役のちょっとした表情の変化を楽しむだけでも面白いものです。
でもさ、朝ドラと大河は短くなったけど。
短くなって無駄な部分がなくなったのか。
短くなって物語が駆け足になったのか。
まぁ、プロならちょうどいいサイズのシナリオを書けるんだろうけど。
今日の海のシーンを俺より何度もみた奴いる?