今日のダーリンとは正反対の考え方なんですね俺は。
親の友人にも野良猫にエサをやる「ボランティア」をしている人もいる。
本当は言いたいけど言えない人たちのために、ハッキリと俺が言いましょう。
野良犬や野良猫は死ぬべきです。
つまり、自力で生きることができなくなった動物というのは不自然なんですよ。
自分の力だけで生きていくのが自然である。
俺が昔、土手で早朝に走っていた時、人間が通る横で子猫が鳴き続ける声を聞いてなんて不自然なんだと思った。
親猫が自分の力だけで生きていくことができないから、子猫も同じ。
人間にエサをもらうことでしか生きていけない。
こんなに不自然な話がありますか?
俺は人間が動物を飼うこと自体が不自然だと思っているけど。
昔々は自然があったんだよね。
その自然の中で犬も猫も自然に生きていた。
自然がなくなったのに、犬と猫だけが残された。
そりゃ不自然にもなるでしょう。
中途半端に人がエサをやるから、本来死ぬべきだったはずの命が死なない。
人がエサをやらなくなると、子猫が人の通る横で鳴き続けることになる。
本当に面倒がみられるのか?
土手の猫ぜんぶ面倒がみられるのか?
お前が死んだらどうなる?
誰が面倒をみるんだ。
お前のせいで増えに増えてしまった猫を誰が面倒をみるんだ。
不自然。
不自然だと思いませんか。
道端に咲く花は自分の力だけで生きている。
その花が摘まれることに痛みを覚える。
その花にとっては道端に咲いていることが自然だから。
花を勝手に摘むのは不自然だ。
何がやさしさなのか。
人間が通る横で鳴き続けることしかできない子猫を生みだしてしまった世界がやさしいとは思えない。