チョコレート革命

俵万智の話。

チョコレート革命。

男ではなくて大人の返事をする君にチョコレート革命起こす。

特に好きでもないし意味もよく解らないんだけど、タイトルにもなっている短歌だからこれで記事を書いてみることにした。

上の句はふつうです。

誰にでも解ります。

チョコレート革命ってなんだ?

チョコレートとろけるように抱きあいというフレーズを過去に使っているので、そういう意味ですか?

そっけなくされる時ほど燃えるとかそういう話ですか?

他にはバレンタインしか思いつかないんですけど。

密かに何かを表している言葉?

でも甘いっていうことはそういうことでしょう。

人が想像できることには限界があるからな。

チョコレート革命と聞いて、ああ、あれのことねとはならない。

サラダ記念日の解りやすさに対して、この難しさ。

正直、タイトルになっていなかったらスルーしていた。

だって、理解できないもん。

上の句は解る。

男ではなくて大人の返事。

一般論とか常識的にとか合理的にとか、そういう奴だ。

女が聞いてむかつく奴だ。

感情に対して、感情で返さない奴だ。

私たちの関係ってなんなの?って思う奴だ。

そしてチョコレート革命。

でも男ではなくて大人の返事をしている時に、そういうことになるのかな。

チョコレートをやけ食い?

そういうシンプルな話?

日常生活の中で革命が起きることってあるのかな。

革命ということは何かがひっくり返るということです。

男にそっけなくされて、ひっくり返るものとは何。

俵万智がチョコレートが好きで、決意のためにチョコレートを食べる。

男に対してなんらかのアクションを起こす。

革命というだけの何かを起こす。

短歌なので何が起きたのかまでは書いていません。

でも何かが起きて、何かがひっくり返った。

もう戻れないところまで来たのかも知れない。

泥棒猫の逆襲。

チョコレートをかじって決意を固める。

私をなめんなよ。

私はチョコレートのように甘くないんだから。