奇跡

会心のフレーズを思いついて、これは手応えありと思っても。

先を越されていたりするんだよね。

でもこれは運が悪いので、俺のせいではないでーす。

文章作成は完全にインスピレーションですけど、ゾーンに入っている時もある。

バガボンドで刀が行きたい方向を教えてくれるみたいな話があったと思うけど、ほんとそんな感じだな。

水と同じなんですよ。

流れるまま。

どんな形の容器にも水は入っていける。

新しい形の容器がどんどん現れる。

迷わずに飛び込む。

それが表現になる。

まぁ、これを突き詰めていくと人間に自由意志なんてないやんけって話になるんだけど。

悪いことが起きても全部運のせいだから。

逆にいいことが起きたら感謝しなくちゃいけない。

ありがたい。

感謝。

感謝。

極端な話、ふつうに呼吸ができているだけでも凄いことだ。

人間の体って凄いですね。

「生きていけるようになっている」凄さ。

なんで物を見るための目があって、食べ物を食べるための口があって、物をつかむための手があって、歩くための足があるのか。

奇跡……。

まぁ、俺は有神論者なんで奇跡をふつうに受け入れていますけど。

無神論者の方がむしろ奇跡に驚愕するんじゃないか。

こんなことが偶然に起きるなんて俺は全く信じられないなぁ。