男女だからそれっぽいシーンがない訳ではないけど。
主人公が古見さんの友だちを100人つくるという夢を叶えるために動き出したことで、古見さんだけではなく自分自身もどんどん友だちが増えていっているんだよね。
これがまさに、情けは人のためならず。
他人へのやさしさは、めぐりめぐって自分に返ってくるものである。
こんな、たのしい学校生活が送りたかった……。
俺も友だちを100人つくろうとしたのに、どうしてこうも違うかね。
現実は厳しいぜ。
人間関係は厳しいぜ。
何一つ残らない。
悲しい風が吹く。
祭りのあと。