会話には肯定から入れっていうのが解っていない奴が多すぎる。
俺は~が好きなんだ。
へぇ、~かぁ、そうなんですねぇ(私は違うけど)でいいじゃん。
ああ、~は私嫌いなんですって言わなくていいじゃん。
そういうのが余計な一言でしょ。
私は違うけどを言わなければ、相手は嫌な思いをしなくて済む。
はぁ、~がお好きなんですね(私は違うけど)
オウム返しも相手が嫌な思いをしない。
オウム返しをすると相手が勝手に喋ってくれる。
俺は誰と話をしていても否定はしないね。
否定は揉めるから。
相手の好きなものを貶めることは、相手の人間性を貶めることに繋がる。
ドラえもんって子供が見るものだと思うんですけどって言われてマジでキレそうになったもんな。
俺が幼稚園からずっと好きなものを簡単に否定するな。
自分と違う意見を言う奴には、どんどん質問をする。
どんなところが好きですか?
どんなところがたのしいですか?
相手が何を言っても否定しない。
会話は否定しなくても成立する。
否定をしてくる奴は、コミュ力が低いなーと思う。
自分が嫌いで理解できないものほど質問をする。
だって知りたいじゃん。
俺は、ショーシャンクの空にって一番嫌いな映画だけど。
それを好きだという人がいたら絶対に質問をするもん。
質問をすればするほど、相手は気分よく喋ってくれる。
間に自分の感想も挟む。
否定しない質問を挟む。
ちゃんと成立するんだって。
私は嫌いだけどを言わなければ。
就労移行支援の気遣いができない取締役が、スターウォーズが好きそうに見える?とか言っていて、マジでむかついた。
余計な一言。
スターウォーズはそれほどでもないかなでいいじゃん。
スターウォーズが好きそうに見える?という言い方は完全にスターウォーズを見下している。
そんな子供が見るような映画を俺が見る訳がないじゃんというニュアンスをふくんでいる。
逆に、スターウォーズが好きなんだ?って質問をするべき。
基本的に自分が嫌いなものについて立場を表明しなくていい。
質問だけをすればいい。
あなたは好きなの?って直球で訊かれた時だけ、やんわりと私はそれほどでもないですけどと、そこで初めて立場を表明する。
俺の話を否定しないで。
俺も否定しないから。
否定しなくても自分の意見は言える。
言葉の選び方次第。
一番無難な言い方をする。
(私は違うけど)は心の中に置いておく。
俺の話を否定されても。
俺は相手の話を否定しない。
揉めたくないから。
否定は人格の否定。
人生観の否定。
人は必ず何かを信じている。
それが心の支えなんだ。
それを折るようなマネをしてはいけない。
相手の心を守る。
だから否定しない。